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学校推薦型選抜(公募制)について

 こんにちは、個別進学塾教匠の吉野です。

 大学入試において、学校推薦型選抜(公募制)が始まっています。これは公募推薦入試とも呼ばれる入試で、基本的には誰もが受験資格を持つ入試です。面接や小論文など特殊な試験がない入試が大半であり、実態は「秋の一般選抜」です。ただ、全ての大学で実施されているわけではなく、偏差値で言うと、主に産近甲龍以下の中堅私大で行われています。

 中堅私大を第一志望とする受験生、関関同立の滑り止めを確保したい受験生、多様な受験生がこの入試を受けます。一般選抜では入試科目が3科目の大学でも、公募では入試科目が2科目であることが多く、近畿大学を中心に合格者数の多い間口の広い入試であることから、関西圏では人気を博する入試形式となっています。

 さて、当塾でも多くの高3生がこの入試を受けていますが、受検する[した]生徒のみなさんにお伝えしたいことが大きく4点あります。1点目。ネット上の解答速報などを見ないこと。まず解答速報が間違っていることが多々ありますし、点数を出したところで今年の合格最低点が分からない状況では、何も得られるものはありません。2点目。終わった入試のことは忘れること。終わったことは忘れ、次の日程、次の大学に向けて勉強しましょう。3点目。公募はなかったものと思い一般選抜に向けて勉強を進めること。公募が終わると燃え尽き症候群になってしまう人がいます。今の時期は1日1日が重要です。気持ちを切り替え、一般選抜に向けた勉強を進めましょう。4点目。入試結果は判明次第、教室に連絡すること

 入試が近づいたり、入試期間になると、不安な気持ちも出てくると思います。当然のことです。不安な気持ちは言葉にすれば和らぐ部分もあります。不安になった時に、講師に気軽に話しかけてください。また、具体的に直前期どのように勉強すればよいか、授業でも指示を出していますが、分からない部分があれば、これもまた講師に気軽に相談してください。

 どのような結果になったとしても、みなさんが納得いく進路を実現できるようサポートしていきます。

 Yoshino

by kyosyo-hyogo | 2021-11-18 10:00 | 大学受験情報