近大公募「環境・まちづくり系専攻」が大幅減少の理由
こんにちは、個別進学塾教匠の吉野です。
今日は近畿大学の公募推薦入試についての話です。近大公募は、学部ごとに試験日が異なり、11/21(土)と11/22(日)の2日程で試験を行う学部と、12/5(土)、12/6(日)の2日程で試験を行う学部とがあります。
後半の日程については、まだ出願期間中です。日々更新される出願動向を見てから、どの学部、どの学科に出願しようかと考えている人も少なからずいるのではないでしょうか?
そして出願動向を見た人は気づいたはずです。「総合社会学部」の「環境・まちづくり系専攻」が、他学部・他学科と比べて出願数が少ないということを。
■ 「総合社会学部」出願状況
「社会・マスメディア系専攻」 昨対 66,1%
「心理系専攻」 昨対 63,1%
「環境・まちづくり系専攻」 昨対 35,8%
(「近畿大学出願速報 11/21」から抜粋)
これは結論から言えば、昨年度、学科名が「環境系専攻」から「環境・まちづくり系専攻」に新しくなったために、志願者数が例年より大きく増えたことへの「反動」が起こっているからです。
この点をもう少し詳しく解説します。
「環境系専攻」は元来、同日程で試験が行われる文系学部の中では、人気度が低く、合格最低点が最低ランクに位置する学科でした。このため「近大ならどこでも!」という志願者が集まる学科でもありました。
■ H26年度 合格最低点 ワーストランキング
① 経済学部 総合経済政策学科 120点
② 総合社会学部 環境系専攻 124点
③ 文芸学部 外国語外国文学専攻 中国・韓国語文化コース 127点
(11/30、12/1に試験を実施した学部での、11/30・スタンダード方式合格最低点の比較)
しかし、昨年度学科が改組され、志願者数が急増しました。(前年度比2,12倍!)そして、合格最低点も大きくアップしました。人気度の高い「社会・マスメディア系」専攻とほとんど変わらない点数までに。
■ 「社会・マスメディア系専攻」 と 「環境系専攻」 との合格最低点差
H25年度 8,0点 (社:150,5点 環:142,5点)
H26年度 9,5点 (社:128,5点 環:119,0点)
H27年度 1,0点 (社:140,0点 環:139,0点)
H28年度 ??
(スタンダード方式2日程の平均値を基に算出)
そして、昨年度(だけ)の合格最低点を見た、今年度の受験生は、この合格最低点を見て「どうせ点数変わらへんなら興味のある学科のほうがええな」と考えて、この学科を敬遠しているのではないでしょうか。
つまり、今年度は純粋に「環境・まちづくり系専攻」で学びたい志願者だけが集まっており、一昨年度まで集まっていた「近大ならどこでも!」層が集まっていない、ということが想定されるのです。
そうなると、昨年度より志願者数が減少することは当然として、一昨年度より志願者数が減少することも考えられます。(計算上も、最後に大きな伸びのない限り、下回る予想です。)
「環境・まちづくり系専攻」、学部・学科にこだわりのない人には狙い目なのかもしれません。
■ 近畿大学出願速報|近畿大学 ← 近畿大学のWEBサイトに飛びます
※ 志願者や合格最低点についての正確な情報は、必ず近畿大学公式情報でご確認ください。情報の正確性については責任を負いかねます。
Yoshino
by kyosyo-hyogo
| 2015-11-22 17:00
| 大学受験情報

