人気ブログランキング | 話題のタグを見る

【兵庫県公立高校入試-11月進学希望者数調査】県宝・東高は希望者増加

 こんにちは、個別進学塾教匠の吉野です。

 兵庫県教育委員会は、12月3日、「令和3年度高等学校進学希望者数等動向調査の結果について」を発表しました。これは、11月に行われた、公立高校への進学希望調査の結果発表です。

 この調査は毎年9月と11月に行われ、県教委が結果を公表しています。宝塚市内4つの高校について、今回発表された11月の進学希望者数をすでに発表済みの9月の進学希望者数と並べて見てみましょう。
 
【兵庫県公立高校入試-11月進学希望者数調査】県宝・東高は希望者増加_f0303364_21535727.png

 前回調査よりも進学希望者数が増えたのは、宝塚西の国際文化コース、県宝塚の普通科、宝塚東の普通科。3つの学科とも、いまだに進学希望者数が定員よりも少ない状態です。県宝塚の普通科は64名、宝塚東の普通科は72名、定員より進学希望者数が少なく、(第2志望の受検生がまわってきたとしても)最終的に定員を満たせない状況も想定されます。

 前回調査よりも進学希望者数が減ったのは、宝塚北のGS科、普通科、演劇科、宝塚西の普通科。宝塚北の普通科は、9月の調査では、進学希望者数が定員を上回っていましたが、今回調査では10名ほど定員を下回る結果となりました。また、宝塚西の普通科は、17名進学希望者数を減らし、進学希望者数が定員より35名少ない状態となりました。

 宝塚市全体では9名、進学希望者数が前回よりも増加。前回調査での、全体として大幅に進学希望者数が定員を下回るという結果を受けても、わずか一桁しか増えていないという状況です。西宮市・伊丹市・尼崎市など近隣市町村の高校の状況と比較すると、宝塚市内の4つの高校が、露骨に不人気であることが数字として表れています。きわめて異常な状態が起こっていると言わざるをえません。

 塾生向けに配布する「KYOSYO MATE 12月号」では、近隣市町村の高校の情報、さらに詳しい分析もお伝えする予定です。

 Yoshino

by kyosyo-hyogo | 2020-12-05 10:00 | 高校受験情報